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2007年7月 4日 (水)

スパイラル

こんにちは、橋爪です。

大変久しぶりの更新です。とうとう6月は更新できませんでした。ネタは結構あるのですが、なかなかパソコンに向かって記事を書く時間が取れません・・・
7月も海外出張など忙しいので、更新されていない時は過去ログなどで勉強していってくださいね。

コスモスさんのようにコメントをいただけると、返信コメントはさせていただいておりますので、是非、皆さんもコメント投稿してくださいね。

さて、今回のテーマは「スパイラル」です。

小売業に限らず、全ての事業は、過去の取り組みからの連動で現在があります。今回、タイトルに「スパイラル」と書きましたが、この事業の過去からの連動をこう表現しています。

スパイラルには「勝ち組のスパイラル」と「負け組のスパイラル」があります。

勝ち組のスパイラル」は、過去に取り組んできたことが成功し、その成功によって新しい取り組みができ、将来の利益につながって行く状態です。簡単な一言で言うと「好循環」です。

例えば、売上が伸びる→仕入量が増える→仕入先との価格交渉が有利になり、仕入価格が下がる→売価を下げる→売れ行きが良くなる→売上が伸びる→・・・といった状況です。

このような状況においては、売上が伸びる→メンバーが達成感を味わう→意欲がわく→新たな取組みをする→売上が伸びる・・・といったスパイラルが生まれたりと、非常にいい状態が続きます。

どのお店もこんな状況になりたいものです。

逆に、一番怖い「負け組のスパイラル」があります。

それは、売場のメンテナンスが悪い→売上が落ちる→人員が減らされる→メンテナンスが行き届かなくなる→売上が落ちる・・・といった恐怖のスパイラルです。

その間、メンバーの士気は落ちていきますし、数多くの不振対策書などの報告仕事が増えていきます。

また、売上が悪い→売れないために在庫が残る→新商品が仕入れられない→売場の魅力がなくなる→売上が低迷する・・・といった在庫面でもスパイラルに陥ります。

人員削減の上に、「不振対策」と称した仕事が増え、在庫も増えるため、一人一人の仕事が追いつかなくなり、「忙しいのに売れない」という最悪の状態を招いてしまいます。

皆さんのお店・売場はどちらでしょうか?

私が、人事異動などで担当する事になった売場は、たいがい、「負け組みのスパイラル」に入りかけている売場、もしくは完全に入ってしまっている売場が多かったように思います。

私が、小売業の世界に入ったのは1993年。バブルがはじけて日本経済の下り坂とともに個人消費が落ちている最中です。その後2000年ごろからのデフレの中で、商品単価がどんどん落ちて行き、更にカテゴリーキラーの台頭なども相まって、売上予算を達成することが少なかった時代です。

今も景気は良くなったとは言われますが、新店の出店ラッシュなどで、競争は激しく、小売業に勤める皆さんにとっては、決して勝ち組企業であっても、「勝ち組」と言う実感が乏しいのではないでしょうか?

話はそれましたが、もし「負け組みのスパイラル」にはまり込んでしまっているようでしたら、どこかで断ち切らなければいけません。

売場のメンテナンスが悪い→みんなでメンテナンスする

売上が落ちる→原因を考え、できる対策をすぐ打つ

人員が減らされる→仕事に優先順位をつけ、やる仕事・やら無い仕事を明確にする。そして、残ったメンバーひとりひとりの能力を上げる努力をする

在庫が残る→売り方を見直す、価格を見直す、売れている店に振替える、それでもダメならすぐ見切り処分!

メンバーの士気が落ちる→小さなことでも、できた事・達成したことを褒め合い、小さなことでもいいので達成感を味わうようにする。その上でメンバーみんなで取り組みを行う。

このように、「負け組みのスパイラル」に入りかけたら(入っていたら)、どこかで踏ん張らないといけません。地道に続ける事で、気が付いたら「勝ち組のスパイラル」に入っていきますよ。

ちなみに、前述の私の担当したケースですが、若い時は「負け組みのスパイラル」どっぷり浸かっていきましたが、いろいろと上記のようなことに気付いて、2000年頃から担当した部署は全て「勝ち組のスパイラル」に転換できましたよ。

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コメント

書いてある内容が大雑把でわかりにくい。
僕の考えは色々な基準を持つ事です。
まず定番でない商品は2カ月間で売り切る。
その為には
例えば仕入数量N個の場合1カ月でx%以上売れたら売価はそのまま
x以下の場合はまずY%売価を下げる。
さらに1カ月経過しのこりがZ%以上の時は売価をA%OFFにする。

これを実践しながら基準を作っていく事です。
最終処分をしても何%粗利がでるようにするという基準を考えて。

曖昧な処方や個人の対応に頼る手法は根付きません。
個人の自己満足です。
誰でもが同じような結果がある程度出せる仕組みを作ることの方が重要です。
それには基準と簡単なルールで動く仕組みをつくることです。

いつまでの続く日々の努力ではだめです。
生産性が一向にあがりませんよ。

わかるかなぁ・・・・・・

投稿: MR.流通 | 2007年12月 7日 (金) 14時45分

こんにちは、まゆたま さん。はじめまして。
いつも見ていただいているとのことで、大変ありがとうございます。

日々の努力が実を結んでいるようで、なによりです。
さて、品揃えと見切りの関係ですが、なかなか難しいですよ。
私は、食品部門は担当していませんでしたが、過去担当した部門においては、まゆたまさんの前任者と同じく、品揃えを絞り込むタイプでした。

「品揃えを減らす(絞り込む)こと」と「品揃えを強化(増やす)こと」はどちらが良い悪いと言うことではなく、どちらも、その売場・店の問題点を正しく把握し、その対策として実施する手法です。

ですから、その長所短所を見極め、その時点の自分の売場に合っている手法でチャレンジしてみてください。

更新頻度が低いブログですが、今後ともお付き合い下さい。

投稿: 橋爪 | 2007年7月 8日 (日) 23時45分

はじめまして、いつも拝見させていただいております。コメントを入れようと思ってたのですが、コメントの入れる所が分からず困っていましたが、やっと分かりました。自分は食品スーパーに勤めています。現在、日配を担当。昨年の夏までは、負組みでしたが、夏以降売上が回復しほとんど毎月売上と差益は、昨年実績・予算ともクリアできるようになり、食品の中でも常に上位にいます。クリンネスや品揃えの見直しは他部門に負けない様やったつもりです。前任者が売れなく見切りが多くでるので、取り扱いアイテム数を減らしていました。ボクは逆にアイテム数を増やして、品揃えを強化しました。しかし、売上はいいのですが、相変わらず見切りが多いのが悩みです。
このブログのことを参考にしながら、いろいろと取り組んでいます。
食料品の販売に関することがありましたら、お願いします。
更新を楽しみにしています。

投稿: まゆたま | 2007年7月 8日 (日) 21時38分

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