セブンイレブン 独占禁止法違反にて排除措置命令について
こんにちは、橋爪です。
以前、「セブンイレブン公取委調査」について思うこと という記事を書きましたが、ついに公正取引委員会からセブンイレブンが排除措置命令を受けましたね。
すべて目を通したわけではありませんが、いくつか目にしたテレビ報道では、
「セブンイレブンFC加盟店への値引き制限『不当』」
「弁当販売値下げ解禁」
「値下げにより廃棄量が削減されエコにつながる」
などの捉え方をした報道が多いように思いました。
そこへ来て、値引き販売をしたいFCオーナーのインタビュー映像などが流れ、テレビだけを見ていると、
【コンビニが値引き販売を開始し、廃棄が無くなる】
ように感じてしまうことでしょう。
正しく報道して欲しいなぁと思うのは、「値引き制限=不当」ではなく、「値引き制限を不当に行った」ことでの排除措置であるということです。
FCオーナーには脱サラしてFCに加盟したオーナーも多いことと思います。
そして、儲かると思って家族を巻き込んで始めたものの、思いのほか厳しく、家族みんなで一生懸命働いても、FC本部にロイヤルティとしてほとんど吸い取られ、苦しい思いをされているのではないでしょうか。
そんな方が、コンビニの本質をわからずに、今回の排除措置命令を「値引解禁」と捉え、値引きし始めると、ほとんどの店が数ヶ月後から、さらに非常に苦しい思いをし始めるのではないかと思います。自分で自分の首を絞める「苦しみの悪循環」が始まるのです。
すべきことは「値引」ではなく「発注精度の向上」だけです。
コンビニのビジネスモデルを理解し、その強みを生かした営業をすべきではないでしょうか。
本部も本腰を入れて発注精度の向上を行ってほしいと思いますし、優れたコンビニビジネスモデルの維持のためにも、廃棄の発生の責任分担として、損失の補填は行うべきと思います。
(早速報道発表があったようです…さすがですね)
http://www.sej.co.jp/corp/news/2009/pdf/062303.pdf
また、廃棄は減らせても毎日ゼロにすることは不可能ですので、これには値引き販売と違ったアプローチでの対策をすべきではないでしょうか。
すでに、廃棄弁当を回収し家畜の飼料化を進めている企業もあるようです。
前回の記事の時も、いろいろコメントをいただきました。
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